ラテン文を読む

テキスト

さて、ラテン語の文法を終えたら、さっそくラテン語の文章を読んでみよう。読めば読むほど上達するものである。

ラテン語で書かれたものはたいてい古いので著作権がない。このため、有名な古典でもインターネット上にタダで転がって いる。代表的なサイトを挙げておこう。

この中から、自分が面白そうだと思ったものを選んで読んでみるとよいだろう。

さしあたり何を読んだら分からない方には、カエサル(Caesar)キケロー(Cicero)の散文を読まれることをお薦めする。これは、後世、模範的なラテン語とされた黄金期のラテン語のうち、もっとも格調高いとされる文章であるし、内容自体も面白い。

なお、『ハリー・ポッター』にも羅訳がある(日本語版はこちら)。その他の現代の児童文学にも、いくつか羅訳があるので、腕試しに挑戦してみてはいかがだろうか:

ラテン語でマンガを読んでみたい方はこちら

訳書

座右に翻訳を置いておきたい方には、次のリストが参考になろう。なお、一般論として、それぞれの翻訳には一長一短があり、また、解釈が異なる箇所も少なからずあるので、二つ以上の翻訳を備えておいたほうが安全である。

〔付録:現代語関連文献〕

辞書

ラテン語を読むのに辞書は不可欠であるが、便利なことに、インターネット上には、辞書も転がっている。

ただ、辞書に関していえば、やはり紙媒体のほうが使いやすいし、信頼が置ける。

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