動詞のI(短音)型活用
能動態現在時制不定詞が「-ere」(最初のeは短音)という語尾をとる動詞のうち、直説法能動態現在時
制一人称単数形が「-io」という形をしているものは、I(短音)型活用(独:kurzvokalische
i-Konjugation又はkurzstämmige i-Konjugation)
という型の規
則的な活用をする。「第3活用の-io動詞(英:-io verbs of the third
conjugation)」とか、第3B活用とも呼ばれる。この中にはいくつかのパターンがある。
- 「-io, -ivi (-ii), -itum, -ere」:甲式の標準動詞。
- 「-io, -i, -itum, -ere」:乙式の標準動詞。
- 「-io, -(s)i, -sum/-tum, -ere」: 丙式の標準動詞。
- 倒錯動詞:能動態が原則として欠けているもの。
順に見ていこう。