I（短音）型倒錯動詞（verba deponentia）
倒錯動詞についての一般的な説明は、A型活用の対応する項を参照。
このパターンの活用をする動詞
このパターンの活用をする動詞には、次のようなものがある。
- 「-ior, -itus sum, -itum, -i」：甲式の倒錯動詞
- 「-ior, -itus sum, -itum, -i」：乙式の倒錯動詞
- 「-ior, -sus/-tus sum, -sum, -i」：丙式の倒錯動詞
- gradior, gressus sum, gressum, gradi （歩く、進む）
- aggredior, aggressus sum, aggressum, aggredi
（近づく、攻撃する）: ad + gradior.
- egredior, egressus sum, egressum, eggredi （出る）
- ingredior, ingressus sum, ingressum, ingredi （入る）
- progredior, progressus sum, progressum, progredi （進む）
- regredior, regressus sum, regressum, regredi （戻る）
- morior, mortuus sum, mortuum, mori
（死ぬ）：未来分詞は「moriturus」である。
- patior, passus sum, passum, pati （耐える）
- perpetior, perpessus sum, perpessum, perpeti
（強く忍耐する、あくまで持ちこたえる、我慢する）